Lube-Tips Newsletter Japan
発信元:日本ノリア編集部
ルーブ・チップス ニュースレター
2008年08月04日 No.59 |
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理想の潤滑管理に近づくためのステップ |
今日の「ちょっとしたヒント」
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1.軸受用ヒーターにご注意
2.白い磁石を使う
3.コンプレッサー用合成油
4.供用中オイルの摩耗片
5.正しいグリース給脂
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今日のヒント1:軸受用ヒーターにご注意 |
もし、転がり軸受の故障が早すぎるようなら、潤滑方法だけでなく、軸受の
取付方法も見直す必要があります。誘導ヒーターをお使いなら、内側レースは
外側レースより速く加熱され、軸受の内外レース間に温度差ができ、軸受内部
のクリアランスが減少します。この温度差が相当大きくなるようなら、軸受内部
のクリアランスが無くなり、ボールやレースを損傷します。外側レースにヒー
ターが付いた大型の軸受で、外側レースが破裂した実例を見たことがあります。
(シャノン・モーゼス、潤滑エンジニア、Westinghouse Savannah River社)
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今日のヒント2:白い磁石を使う |
油タンクの中の計量棒に、白いペンキを塗った磁石を固定してみましょう。
そうすることで油の色がよりよく見えますし、もし粒子があれば、磁石に引き
寄せられるので、より詳細な調査が必要かどうかが判断できます。
(イアン・カートン、油圧専門士、Princess Auto社)
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ブックレビュー1:コンプレッサー用合成油 |
コンプレッサー用の合成油市場はダイナミックに変化しつつある。コンプレ
ッサー用の潤滑剤として、合成油はその優れた付加価値によって広く使われ
ており、今後もそれが続くと考えられる。省エネルギー、長寿命、低環境負荷
という利点が、今後ともコンプレッサー用潤滑剤導入の強い動機となろう。
環境規制の動向は、今後の市場の要求に対応し、さらに優れた合成油を
求めていくものと考えられる。
出典書籍:「Synthetics, Mineral Oils, and Bio-Based Lubricants」
http://www.noria.com/secure/product_detail.asp?catalogid=113
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潤滑小事典: 供用中オイルの摩耗片 |
あなたの知識を試してください。ICML検定問題の1つです。
問題)「供用中オイルの摩耗片の分析法を三つ挙げてください。」
解答はこちら
ICML検定について詳しくはこちら
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読者の質問から:正しいグリース給脂 |
質問)「モーターへの正しいグリース給脂法は? モーターを止めてから、ドレン
プラグを開け、古いグリースを押し出せ、という人もいれば、まだ軸受が熱
くて、回っている間に補給せよ、という人もいて、迷っています。」
解答)(ハロルド・トルヒーヨ、ノリア・シニアテクニカルコンサルタント)
確かに、モーターの転がり軸受のグリース給脂は、産業界の課題です。
モーターの製造元によって推奨するグリース給脂方法が違います。モーター
を止めてからというメーカーもあれば、回転中にというメーカーもあります。
我々は、モーターの回転が安定し、通常の運転温度にある状態で給脂する
ことを薦めます。そうすることでグリースの粘りは小さくなり、また均等に
行きわたるので、古いグリースの排出を促します。
ドレンプラグから硬くなったグリースを取り除き、きれいにした注入孔に
グリースを入れること。量と補給頻度についてはメーカーの推奨に従うか、
超音波検出装置を用い、状態に応じて給脂すること、などに注意しましょう。
*編集部注:超音波を可聴音に変換しヘッドフォンで聴く簡易な装置を使い、
超音波レベルが下がった時点で給脂を止めれば、最適な量となります。
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潤滑小事典の解答 |
解答)元素スペクトル分析法、鉄濃度法、分析フェログラフィー法
英語版はこちら
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