Lube-Tips Newsletter Japan
発信元:日本ノリア編集部
ルーブ・チップス ニュースレター
2008年07月22日 No.58 |
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理想の潤滑管理に近づくためのステップ |
今日の「ちょっとしたヒント」
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1.タンクを改善するなら
2.オイル分析プログラムの更新
3.新刊・オイル分析の基礎
4.粒子の硬さ
5.合成油の見分け方 |
今日のヒント1:タンクを改善するなら |
タンクの戻りラインに、ディフューザー(攪拌器)を取り付けましょう。
泡立ちを抑えることができます。その結果、キャビテーションのリスクは
もちろん、オイルの酸化や空気混入を低減できます。ワニス化、流量不安定、
油圧のばらつき、過熱も低減することができます。
(ノリア・テクニカルコンサルタントチーム)
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ブックレビュー1:オイル分析プログラムの更新 |
どんなプログラムでも、一旦導入した後は、そのまま運用させておいて
他のプロジェクトに執りかかるのが通例です。オイル分析プログラム更新の
包括的な再検討は、プログラムを再び活性化し、短所を補い、不要な試験や
サンプリングを除くための入り口です。
更新のための検討項目として、サンプリングの対象となる装置、外注の
分析ラボ、サンプリング場所と頻度、試験内容、注意値と限界値、報告書、
責任分担、訓練と資格認証を含めるべきです。きっと要改善点が見つかる
でしょう。
オイル分析プログラムは、多くの現場で長年実施されています。しかし、
人生と同様、我々は日々新たなことを学んでやり方を改善したいものです。
ですから、もう一度オイル析プログラムを見直して、最新の方法や技術を
取り入れてみてはいかがでしょうか。
*この記事の続きはこちら(英文)
http://www.practicingoilanalysis.com/article_detail.asp?articleid=1362
(ロバート・スコット、ノリア・シニアテクニカルコンサルタント)
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ブックレビュー2:【新刊】オイル分析の基礎 |
弾性流体潤滑は、点接触あるいは線接触の転がり面での潤滑形態である。
転がり軸受や、ギヤの歯などが該当する。点あるいは線接触の状態では、
接触面は極めて少ない。しかし、軸受やギヤ材料には弾性があるため、実際
は軸受が稼働中に弾性変形することで、接触面が広がり、油膜が形成され
る。油膜が弾性変形によって形成されることから、この潤滑の形態を弾性流
体潤滑、あるいはEHDという。
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潤滑小事典: 粒子の硬さ |
あなたの知識を試してください。ICML検定問題の1つです。
問題)「通路のちりと、摩耗片の、どちらがより硬いでしょうか?」
解答はこちら
ICML検定について詳しくはこちら
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読者の質問から:合成油の見分け方 |
質問)「トラックのギヤボックスについての質問です。ギヤ油に合成油を使ってい
るかどうかがわかりません。サンプルをラボに送らなくても、誰でも間違い
なく判断する方法はありますか? オイルメーカーによっては、油に色を
付けているところもあります。もし、間違った油を混ぜたり、補給したら、
どんな問題が起きますか?」
解答)(マーク・バーンズ、ノリア・テクニカルコンサルタント)
ご存じだと思いますが、潤滑油の色は単なる着色です。これには基準は
なく、メーカーは色を変えられますし、実際、使用者が好みの色を付ける
こともできます。残念ながら、現場で鉱物油か合成油かを見分ける確実な
方法はありません。しかし、合成基油は、芳香族、硫黄、その他の不純物
によって、より暗い天然色の鉱油に比べて白い(透明)ことが違いでしょう。
ただし、基油は白くても、使用する添加剤によって、仕上がりは相当に黒
くなることがあるので、ご注意ください。
分析ラボでは、粘度指数、引火点、流動点、アニリン点(すべてASTM
標準試験)などの物理的特性から二者を区別できます。添加剤の基本的
な化学特性も違うかもしれません。
ご質問の用途の合成ギヤ油は、恐らく、ポリアルファオレフィン(PAO)
ベースでしょう。PAOは化学的に鉱油に似ています。従って、仮に鉱油を
混ぜても問題はありません。特に、両方とも同じAPIクラスであれば。
しかし、たとえば寒冷地仕様で合成油が求められている場合、誤って鉱油
を使ったら、問題を起こす可能性はあります。
一般産業用の合成ギヤ油の中には、ポリアルキレングリコール(PAG)
ベースのものがあり、これはPAO合成油とも鉱油とも化学的に同等では
ありません。この場合、混合すると深刻な問題を生じます。
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潤滑小事典の解答 |
解答)通路のちり(大半がシリカ粒子)
参考記事:http://www.noria.com/learning_center/
英語版はこちら
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