Lube-Tips Newsletter Japan
発信元:日本ノリア編集部
ルーブ・チップス ニュースレター
2008年05月12日 No.53 |
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理想の潤滑管理に近づくためのステップ |
今日の「ちょっとしたヒント」
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1.グリースを“選ぶ”
2.一流の潤滑管理をしてますか
3.最先端グリース分析
4.表面張力と油 |
今日のヒント1:グリースを“選ぶ” |
グリース潤滑をしている軸継手の信頼性を向上させるには、この用途の
ために調合されたグリースだけを使うことです。汎用グリースは、通常、
油より重い増ちょう剤を使っています。これらの増ちょう剤は、カップリ
ングの連続回転による非常に強い力を受けると、遠心力で外側に分離され
内側に油が残ります。油が必要なのは、あいにく、外側です。カップリン
グ用増ちょう剤は、油より重さが同じか、軽くできていて、軸継手内部の
摩耗する部分が、よく潤滑するようになっています。
(ノリア・テクニカルコンサルタントチーム)
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今日のヒント2:一流の潤滑管理をしてますか |
残念ながら、組織の多くは「潤滑管理の向上活動」でさえも、他の投資
プロジェクトのように、初期段階、中期段階、終期段階を規定したような
取り組みをしている。換言すれば、あらかじめ定められた期間内に、投資
の明確なリターンを規定するようなものである。
潤滑管理の向上活動は、一定期間の一つの活動や、複数の活動を集めた
ものではない。むしろ、工場のライフスタイルを変えるための継続的工程
である。さらに、この活動は有形の製品あるいはサービスを購入するもの
ではないことを知っておこう。
*この記事の続きはこちら(英文)
http://www.machinerylubrication.com/article_detail.asp?articleid=1286
(マーク・バーンズ、ノリア シニアテクニカルコンサルタント)
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技術報告書:最先端グリース分析 |
オイル分析は、メンテナンス活動を最適化し、信頼性を高め設備寿命を
長くし、部品の破損を防止する日常的手段として、かなり定着している。
潤滑剤分析は、総合的な予知保全、あるいは状態基準保全の一環として、
振動分析、赤外線サーモグラフィー、超音波検出およびモーター回路の
精査のような他の診断技術を補完する手段である。しかしながら、設備が
油潤滑でなくグリース潤滑の時は、オイル分析は、診断技術から通常除外
されている。しかし、グリース潤滑機器を含めたオイルサンプリング技術
と、グリース分析試験の新しい手法が開発された。
この報告書は、モーター、モーター駆動弁、その他の重要な機器から、
代表的なグリースサンプルを得るための種々の課題、機器の選択肢、そして
グリースの状態、摩耗および汚染、グリースの混合問題を評価する実用的な
検査項目一覧を検討する。
上記の技術資料をダウンロードできます。
以下のサイトからお申し込みください(英文)。
http://www.reliableplant.com/whitepapers/viewwp.asp?id=76
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読者の質問から:表面張力と油 |
質問)「表面張力は、潤滑油と作動油の性質に重要な役割を演じると聞いて
います。表面張力の効力を教えてください。」
解答)マーク・バーンズ(ノリア・シニアテクニカルコンサルタント)
表面張力は、液体の表面にできる皮膚のような被膜に類するものです。
物がこの被膜を破る時の液体の抵抗が表面張力です。例えば、水はその
表面で縫い針を載せるための十分な表面張力があり、針を沈めることは
ありません。
新しい潤滑油は比較的高い表面張力があり、およそ35 dyn/cmとされ
ています。しかし、油が古くなり汚染されると、表面張力は20 dyn/cm、
あるいはそれ以下になります。このことが、潤滑剤の特性に大きな影響
を与えることを、研究者は見出だしています。たとえば悪い影響として、
あわ立ち、エアリリース、乳化、防さび性の喪失、漏れの増加などがあり
ます。酸化と水汚染は、おそらく表面張力低下の最も一般的な原因です。
他の汚染物質としては、清浄剤、グリース、ある種の洗剤、溶剤、そして
改質添加剤です。一般的な張力計は、ほとんどの潤滑剤の表面張力を迅速
に測るため使われます。
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