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Lube-Tips Newsletter Japan  発信元:日本ノリア編集部
ルーブ・チップス ニュースレター
2008年04月28日 No.52
 理想の潤滑管理に近づくためのステップ
今日の「ちょっとしたヒント」
1.軸受の受入精査
2.粒子は軸受を摩耗させる
3.粒子測定と形状認識
4.モーターのグリース適合性
今日のヒント1:軸受の受入精査
  新しい軸受が届いたら、輸送、保管、製造過程に発生した恐れのある 外観の損傷を入念に検査しましょう。全ての部品が揃っているかどうか、 十分に見てください。ごくまれに、軸受のころや他の部品がない製品が 出荷されていることがあります。また、封入済みの潤滑剤の量を必ず チェックします。潤滑剤が不足していると、たちまち錆が発生します。
(ノリア・テクニカルコンサルタントチーム)  

今日のヒント2:粒子は軸受を摩耗させる
 一般的に、軸受の摩耗に影響する主要因は、汚染物質の粒子径、濃度、 硬さおよび潤滑剤の皮膜厚さである。皮膜厚さを除いた要因の全てが増加 すると、軸受の摩耗量は増加する。一定の汚染レベルでは、潤滑剤の粘度 が増加すると、軸受の摩耗は少なくなる。汚染した潤滑剤の中で、軸受を 動かすと、汚染されてない油で運転するより、高い初期摩耗速度を示す。 しかし、これ以上の汚染物質の侵入がない状態で稼働を続けると、軸受の 接触面によって汚染物質が小さくなり、摩耗速度は急激に下がる。

出典書籍:「The Practical Handbook of Machinery Lubrication」
http://www.noria.com/secure/product_detail.asp?catalogid=55
 

読者の質問から:モーターのグリース適合性
質問)
「最近、電動モーターの分解修理業者を替えました。この業者が修理した モーターを再導入して使用を開始してから、およそ数か月後に多くの軸受 が故障しました。これらの故障の大部分は、不適当な潤滑が原因と考えら れました。徹底的な検査で、グリースはほとんど液体のちょう度のように 薄くなっていることがわかりました。当初は修理業者が我々のモーターの グリースより質の悪いグリースを使っていると考えましたが、調査した ところプレミアム品質の合成グリースを使っていることが確認できました。 考えられる原因は何でしょうか?」

☆解答)
マーク・バーンズ(ノリア・シニアテクニカルコンサルタント)  http://www.noria.com/services/profiles/profile.asp?id=3

 もっと詳細な情報がないと、正確な根本原因を考えるのは困難です。 しかし、グリースに関して最も一般的に遭遇する問題の一つは、異なっ た増ちょう剤から作った異なったタイプのグリース間の不適合性です。

 モーターに最も多く使われるグリースは、リチウムコンプレックス セッケン系増ちょう剤か、ポリウレア系のどちらかで作られます。ポリ ウレアおよびリチウムコンプレックスをベースにしたグリースは、両方 ともこの用途に使われますが、この二つは通常お互いに不適合で、混ぜ てはいけません。このタイプの問題を避けるには、あなたが軸受に補給 を考えているグリースと同じグリースを分解修理業者が使うことを求め るか、少なくとも正確なタイプとブランドを知らせれば良いでしょう。
 これらの問題を避けるため、分解修理にモーターを送る際には、必ず スペアのグリースチューブを支給することをお勧めします。

◎ワールドクラスのグリース潤滑を学ぶなら、こちら!
★★ノリア・オンライントレーニング(英語)
「モーター軸受のグリース潤滑」
講師:ドリュー・トロイヤー★★
http://www.noria.com/training/wbt/product_detail.asp?productid=32




技術報告書: 粒子測定と形状認識

粒子数測定は、新油および供用中の油の清浄度を確保する有効な手段 として、メンテナンスの専門家に認められてきた。しかし未だ多くの場合、 供用中の油の摩耗を監視する手段としては、粒子数測定は使われていない。 粒子数測定は、主に清浄度検査として使用中の作動油、蒸気タービン油、 および摩耗が非常に少ない別の用途において行われることが多い。これら の比較的清浄な油で測定される粒子は、摩耗粒子ではなく、外部から侵入 した汚染物質である。ギヤ、トランスミッション、エンジンのような用途 での油は、粒子測定を行わないのが従来の慣例である。

「レーザ−ネットファインズ(LNF)」は、主に高い粒子濃度のサンプル およびディーゼルエンジンのすすで黒くなったサンプルの異常摩耗を検出 するために開発された。これらのサンプルは、汎用の自動粒子測定器では 上手く測定できない。LNFは本来摩耗片の分析器として開発されたもので ある。LNFは粒子形状をすべり摩耗粒子、切削粒子、疲労摩耗粒子、非金属、 繊維、水滴および空気の泡などに分類する能力がある。従って、機械の中 で起きた摩耗がどんなタイプか、サンプルから判断してくれる。さらにLNF は、正確で再現性の高い粒子数測定装置にもなっている。

LNFの技術資料をダウンロードできます。
以下のサイトからお申し込みください(英文)。
http://www.reliableplant.com/whitepapers/viewwp.asp?id=81

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