Lube-Tips Newsletter Japan
発信元:日本ノリア編集部
ルーブ・チップス ニュースレター
2008年03月03日 No.48 |
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ワールドクラスの保全は潤滑から |
今日の「ちょっとしたヒント」
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1.ギヤボックスの保管処置
2.熱が油にする“悪さ”
3.フィルター・カートの稼働時間
4.グリースドライアウトの要因 |
今日のヒント1:ギヤボックスの保管処置 |
予備のギヤボックスや、保管中のギヤボックスなど、停止中の装置内
に入った水を簡単に検知するために、湿度に応じて色が変わる相対湿度
表示カ−ド(10〜100%)を内部に設置してみてください。透明なプラス
チックの視認ガラスと懐中電灯を使い、定期的に水を検査しましょう。
ギヤボックス内には乾燥剤の袋を置いて、入ってきた水を吸収させます。
ただし、このギヤボックスには、「保管処置中」という表示を付ける必要
があります。
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潤滑小事典 |
あなたの知識を試してください。ICML検定問題の1つです。
問題)「熱はどのような作用で油の粘度を低下させるでしょうか
解答はこちら
ICML検定について詳しくはこちら |
読者の質問から:ギヤボックスの油面レベル |
質問1)「当社では、オイルの汚染除去にフィルター・カートを頻繁に使っています。このようなツールを用いたろ過法において、ろ過する時間の指標を教えてください」
解答)ノリア・シニアテクニカルコンサルタント
ろ過技術の担当者にとって、フィルター・カートのようなオフライン
ろ過のツールは強力な武器です。設備の運転を妨げることなく、継続的
なろ過で油をきれいに維持できます。フィルター・カートは過般式ろ過
装置なので、油の定期的な清浄化が簡単にできます。フィルター・カート
を使う時、まず汚れた油を油溜めから採取し、ろ過して、再度油溜めに戻
します。そうすると、ろ過された清浄な油は、タンク内に残存している油
で希釈されます。1回分の“シングルパス(通し)ろ過”に相当する量の
約7回分をフィルターに通す必要があります。例えば、30ガロンのタンク
があり、毎分5ガロンをポンプで送るフィルター・カートがあるとすると、
1回の通しろ過に相当する42分間、カ−トを運転する必要があります。
30ガロン×7÷5ガロン/毎分
この計算を適用すると、2回分の通しろ過の場合、オフラインろ過を
82分、約1.5時間要します。工場の機械から機械へ、過般式ろ過装置を
使う場合、この計算式を作業計画で上手に使うと良いでしょう。
質問2)「グリ−スが乾いてしまうドライアウトの原因を教えてください」
解答)ドライアウトの要因と、その詳細について挙げました。
1)汚染:ほこり、飛灰(フライアッシュ)など、不適合グリース
2)揮発:高温、低引火点、熱分解
3)油分離:遠心分離、高温、不適合グリース、低品質グリース
4)振動:低基油粘度
5)酸化:熱、水、摩耗金属、低品質グリース、ガンマ放射能
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潤滑小事典の解答 |
解答)熱分解
英語版はこちら
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