Lube-Tips Newsletter Japan
発信元:日本ノリア編集部
ルーブ・チップス ニュースレター
2007年05月07日 No.27 |
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“潤滑人”は利益を生み出す |
今日の「ちょっとしたヒント」
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1.レーザーレベル計を活用
2.スラッジとワニスの謎
3.不適合グリースを混ぜたら
4.シールの交換時期 |
今日のヒント1:レーザーレベル計を活用 |
回転機械の潤滑油レベルを測定するため、レーザーレベル計を使用しています。最初に、シャフトのセンターラインを決定し、これを起点として、ハウジングの外にセンターラインをシフトさせます。次に、軸受ピッチ円の直径(平均直径)の半分を測定し、シフトしたセンターラインの下側に線を追加します。軸受ピッチ円の直径の値は、外周と内周を足して2で割ったものとなります。 下側の線は、最も低い回転体の中点になります。レーザーにより測定した正しい油面を、この下線に投影しました。この方法により、ハウジングから離れた場所にある給油装置のオイルレベルは、正しい位置より0.5インチ低く設定されていたことを確認しました。軸受のサイズは6313で、今まで給脂されていませんでした。この設備の修復コストは、約3万ドルかかります。 レーザーレベル計のコストは、たったの50ドルです。
(投稿:デビッド・ガン、Cariboo Pulp & Paper)
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今日のヒント2:スラッジとワニスの謎 |
「それは屋根に塗るタールのような物質です。何にでも付着します。そして、癌のように広がります。潤滑油交換の際のフラッシングで除去したと思っていましたが、潤滑油中に潜んでいるため機械の中にすぐに再現されます」。これが何か解りますか? スラッジとワニスです。
あなたは、何がそれを引き起こすか、そして、どのように広がるのを止めるべきかわかっていますか? それが潤滑油交換後の再生をいかに防止できるか知っていますか? 大切なのは、その破壊的な危険性を知ることです。
近年、Noria社は、産業機械分野において、スラッジとワニスにかかわる多くの問題と向き合ってきました。これらにはいろいろな解釈がありますが、おそらく、機器の信頼性向上に対する要望が、これらの問題と関わっています。今日の機械ユーザーは、スラッジとワニスが潤滑と機器信頼性に与える影響に対し、多くの知識を得るようになりました。ユーザーは検査間隔を短くしたり、頻繁に問い合わせたりして、スラッジとワニスに迅速に対応しています。
(ジム・フィッチ、「リライアブル・プラント」のコラムから)
記事の続きはこちら(英文)
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潤滑小事典 |
あなたの知識を試してください。ICML検定問題の1つです。
質問)「不適合グリースを混ぜると、何が起こりますか? いくつか挙げてください」
解答はこちら
ICML検定について詳しくはこちら |
読者の質問から:シールの交換時期 |
質問)「シールの交換時期について教えて下さい」
解答)ドリュー・トロイヤー、 Noriaシニアテクニカルコンサルタント
シールは、潤滑油を保持し、塵埃や泥を遮断するため、回転軸の潤滑維持に不可欠な存在です。十分なシール機能を得るためには、清浄で傷のないシール部品を正しく装着する必要があります。
以下をチェックし、問題があれば、すぐにシールを交換してください。
1) シールリップのダメージ、アウターシェルの曲がり、カッピング、傷、かじりについて調べてください。
2) シールエッジを調べてください。新しいシールは、エッジがシャープです。エッジが平坦になっている場合、交換が必要です。
3) 硬さ、もろさ、もしくはシールリップの割れを調べて下さい。シールリップ領域がフレキシブルな状態でなければ、交換が必要です。
4) シールリップ接触幅をチェックしてください。接触領域が1大きすぎるようなら、シールが過度に消耗しているか、強度が失われている可能性があります。
5) シール境界線の内外を観察して下さい。シールリップの柔軟性の変化が、漏れの原因となる場合があります。
6) アウターシェルと密着させるためのシールスプリングをチェックしてください。シールスプリングはシールリップの柔軟性を変化させ、漏れの原因となる場合があります。
7) シールリップの内部と下部、軸受ケージとシール間のケーシングの塵埃をチェックしてください。また、スラッジや他の汚染物質の堆積状況を調べて下さい。シールは、常に清浄でなければいけません。
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潤滑小事典の解答 |
解答)耐熱性の低下。せん断安定性の低下。ちょう度変化。
英語版はこちら
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