Lube-Tips Newsletter Japan
発信元:日本ノリア編集部
ルーブ・チップス ニュースレター
2007年03月05日 No.23 |
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潤滑油の言いたいことを聴けていますか? |
今日の「ちょっとしたヒント」
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1.油面レベルと発泡
2.業者変更と油不適合
3.シール部損傷の原因
4.軸受用グリースに油を補充?
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今日のヒント1:油面レベルと発泡 |
循環系で発泡させないため、消泡剤を添加する前に、まず油面レベルをチェックして下さい。油の量が多すぎても、少なすぎても、潤滑油の発泡問題を引き起こす場合があります。潤滑油と接する部品は非常に多く、ギヤボックス中で高速回転する小さなギヤなどが、油を跳ね上げたり、かき混ぜたりしている場合があります。また、油が少ない場合や、渦が生じている場合は、循環ポンプの入り口側でエアを噛みこみ、リザーバー内に発泡を生じさせます。
発泡の原因となる油面レベルがわからない場合は、透明なパイプをザーバーの底までまっすぐ挿入し、パイプの片端を何かで覆って密閉し、引き抜いて実際の油面を観測してください。内部の形状や構成部品がわからない場合、リザーバーには何も入れてはいけません。
(投稿:Van Richard、信頼性技術者、Georgia Gulf Corp.)
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今日のヒント2:業者変更と油不適合 |
MRO(消耗品の補充)契約は、多くの会社で、3〜7年のサイクルで見直され、再契約されています。 潤滑剤も、他の石油製品と同様、前例がないほど価格が上がり、契約見直しの対象となっているかもしれません。
前述のやり方は、本質的に悪くはありませんが、潤滑剤供給者を切り換える際に起こる一定の落とし穴があります。価格や、流通機構や、サービスやサポートなどのビジネス局面以外で企業が直面する最も大きな問題は、“潤滑剤の適合性”です。
記事の続きはこちら(英文)
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潤滑小事典 |
あなたの知識を試してください。ICML検定問題の1つです。
質問)「シール部の膨潤や、収縮の一般的原因は何ですか?」
解答はこちら
ICML検定について詳しくはこちら |
読者の質問から:軸受用グリースに油を補充? |
質問)「我々はグリースをリフレッシュするために、転がり軸受に定期的にオイルを汲み入れていますが、この方法の妥当性がわかりません。これは良い方法ですか?」
解答)ジェイロッド・ポッティガー, Noria Corporation
この方法を初めて聞きますが、良い質問です。「良くない」というのが答えです。ご承知のとおり、グリースは、潤滑剤中に増ちょう剤を分散した製品です。グリースは使用中、時間の経過に伴い分離や乾燥を生じます。油分は減り、増ちょう剤は残されます。作業者は、分離した油を補充したいのでしょうね。特定の条件では問題がないかもしれませんが、当然ながら、ここではグリースを補給するべきです。 私の見るところ、この方法には2つの問題があります。
第1の問題は、グリースを混ぜるのがそんなに簡単でないことです。単に増ちょう剤に油を注ぐだけでは、グリースは得られません。ほとんどのグリースは、増ちょう剤の副生成物形成を考慮し、制御された条件(温度と圧力)で作成されます。次に、副生成物が取り除かれます。そして、必要な濃度、密度、粘度を与えるために、他の添加物と油を加えます。その後、所定の特性を得るための均質化工程をバッチ処理で実施します。お分かりのように、ただ油を加えるだけでは、古いグリースを洗い流すだけです。
第2の問題は、新油をグリースに混ぜること。新油と古いグリースが混ざった場合、不適切な組成となり、グリース特性が大きく変化し、多くの問題を引き起こす原因となります。グリースの粘度、基油の粘度の変化、添加剤の希釈、添加剤の機能を阻害する多くの化学反応などは、潤滑上の変化を引き起こし、性能を損なうことにつながります。
グリースの選定、適切な補給量の推定、再給脂の頻度の選択を適切な方法で実施してください。これらの試算値は、軸受のタイプ、回転速度、形状に依存し、特に運転条件(温度、湿度、粒子による汚染、シールタイプなど)に依存します。他には、手動給脂であるか、連続した自動給脂であるかが考えられます。これらを正しく選定した場合、グリースをリフレッシュする必要は全くありません。
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潤滑小事典の解答 |
解答)基油や添加物との適合性の問題
英語版はこちら
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