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2008年Vol.3(第12号)


2008年Vol.3(第12号)
 
Pathfinder パスファインダー
三人寄れば・・・
文殊の知恵といいます。“もんじゅぼさつ”というのは、お釈迦様の左に控えていて、知恵を司る仏様だそうで、一人ではかなわない人間も、三人寄れば文殊菩薩と同じくらいの知恵が出る、というわけでしょう。この、三人“寄る”というところがミソです。三人いただけでは駄目で、その三人が寄る、顔を合わせなければ文殊の知恵は出ないというのです。どうも最近、そうやって知恵を出す知恵がなくなってきたようにぼくは思う、今回はそのお話です
As I See it ジム・フィッチ Top Interview-1吉田学史
潤滑戦略の改革を
木を見て森を見ずというけれど、個々の問題から少し離れて、潤滑という森全体の動向を見てみよう。というのも、残念なことにここ何十年か、“潤滑の科学と技術は衰退したね”といわれることが多いのだ。“動向”と書いたけれど、この森はほとんど停滞して、静まりかえっているように見えるらしい。
常に変化する設備を操縦する 技術を牽引するため先行せよ
新日本製鐵 第10代目の社長として宗岡正二が就任し、「質を伴った4,000万トン+アルファ体制」と、「グローバル・プレーヤー戦略」が改めて表明された。そして、これらを実践するための車の両輪として「技術先進性と現場力」を挙げている。
 
Case Study 全日本空輸 Hydraulics at Work
e.TEAM ANAが極める頂点
ここは、ANAが有する国内最大の整備工場、羽田の機体メンテナンスセンター大型格納庫ウェストドックだ。定時整備中のもの、整備を終えラインに戻るもの、ラインに入ろうとするもの各機体が、予定された計画の中で粛々と進んでいく。
建機用油圧装置の高圧力化
建機用油圧装置の運転圧力はこの30年以上高くなる一方であったが、1990年代はじめ、現在の平均運転圧力350バールに達してからは比較的安定化していたので、ここにきての高圧力化は、興味をひく展開である。
 
Lubricant Selection Contamination Control メアリー・ムーン
合成潤滑剤と鉱油の選択に迷うとき
ここに掲載する二編の記事は、合成油の利点、欠点について論じたものであり、それぞれ切り口が違った解説記事となっている。読者諸氏のなかには、相反するような記事を同時に掲載することについて、違和感を覚える方もいらっしゃるかと思われるが、敢えて二つの考え方を併載することで、専門家の意見もいろいろであることを実感いただけるものと思う。
潤滑剤の清浄度を一段上げるために
潤滑剤の清浄度は、汚染があるかないかの度合いを示している。微小粒子は潤滑剤汚染物質として最も有害なものである。微粒子は軸受表面に消せない傷を残し、装置の使用寿命を短縮させて予期しない故障の原因となる。ドラムに入った供給されたばかりの新しい潤滑剤の微粒子濃度は、ものによって1,000倍も違い、小分けした潤滑剤の中には、もっと高濃度の粒子を含んでいるものもある。
 
Lubricant Application ジェフリー・F・メシック / ニック・ムザーク Eventsジェニー・キューセラ
高温で使える新しい固体膜潤滑
グレーズ層(ガラス状薄膜)を形成する固体膜潤滑技術は、スペースシャトル計画のために米国航空宇宙局(NASA)が開発したもので、酸化雰囲気や真空中でも作用し、大気へ再突入時の高温でも機能を発揮するジャーナル軸受用潤滑剤に応用されている。
ノリア3大コンファレンス 米ナッシュビルにて開催
ノリア恒例の潤滑管理3大コンファレンス「The Lean, Reliable and Lubed 2008」と併設展示会が、5月20日〜22日の間、テネシー州ナッシュビルにて開催された。
 
Case Study マシナリー・ルブリケーション編集部 MQL Machining マシナリー・ルブリケーション編集部
ボッシュが公開した主要工場と“カイゼン”
ボッシュは、ディーゼル用燃料噴射装置主要2工場の見学会を、プレスを対象として行った。同社の国内製造拠点のうち、ディーゼル用コンポーネントの製造拠点は、東松山、寄居、そして太田と、北関東に集中している。
価格は半分、効果は5倍を実現 2液ミストでMQL市場を拓く
セミドライ加工のMQL装置に、ニューフェイスがお目見えした。2007年5月に設立されたケイエステックの2液ミスト供給装置「エスリム」だ。水とオイルをミスト上に噴射するセミドライ加工技術の普及改良版として、すでに固定客を獲得し、ビジネスとして軌道に乗せつつある。
 
Industry Focus ジョン・アンダーウッド Events マシナリー・ルブリケーション編集部
電動モーターのグリース潤滑 ― 設計法と給脂法―
ここ数年産業界では、電動モーターのグリース潤滑で、用途に合った潤滑方法に関心が持たれるようになった。この記事では、IEEE841標準に適合の電動モーター「NEMAフレーム3,600rpm」で、開放型深溝玉軸受と軸受ハウジング吐出口にグリース安全弁をつけ、グリース潤滑した場合の実験室試験結果について述べる。
注目を集めた状態監視保全
SKF恒例の「テクニカル・プレスデー 2008」が、東京・品川にて開催された。同社は主力製品の軸受をはじめ、機械設備の稼働に重要なインパクトを有する機器と運用ノウハウをセットにした“ナレッジエンジニアリング”を数年にわたって提唱してきた。今回は、そのナレッジの活用事例を多数公開した。
 
Industry Focus ジョン・K・ドゥコウスキ ECO Solution ダイゾーニチモリ事業部
センサベースの状態監視 ― 油圧作動油と潤滑油―
ハードウェア部品の技術的発達とともに、気候条件も含んだある特定の運転条件下で機能が発揮されるように、オイルの特殊仕様化と、用途への合わせ込みを行う例が増えている。
コストと廃棄物の削減に即効 充填式のスプレー洗浄剤登場
ダイゾーニチモリ事業部が提供する自動充填式スプレーシステム「エコパックショット」が、ついにブレイクした。2001年からスタートしたこの事業は、自動車メーカー・自動車部品メーカーの製造現場から火が付き、今や充填システム機の納入実績は1,000台を超える。
Certification News ICMLスージー・ジャメイソン
数千人が認定された7年間
今から7年前の2001年1月。オイル分析の現場で活躍する5人のエンジニアが、米ミシシッピ州ビロキシ市に共通の目的をもって、すなわちオイル分析の検定試験を受け、彼らのスキルを証明するために集まった。この少人数のグループはすでに、ICML(International Council for Machinery Lubrication)のミッション、つまり「潤滑管理とオイル分析のレベル向上を図る」ための任務を代表していたのである。
 
・Hydraulics at Work 油圧シリンダドリフト
・Industry Focus 食品/飲料工場を成功に導くハウツー
・Expert Advice 潤滑管理のアドバイス
・Product Ideas IFPEX 2008 製品紹介
・Intelligence 情報収集
・Certification News ICML
 


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