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ジョウン・ファーガソン(Joanne Ferguson , ROCOL Lubricants)
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インベブ社は世界最大のビールメーカーである。同社は、スコットランドのグラスゴーにあるウェルパーク醸造所に、ロコル社から現場に技術者を派遣させて、潤滑という重要なメンテナンス管理を行わせる契約を結んだ。その活動によって、食品グレードの潤滑をできる限り効率的に適用することにより、潤滑起因の生産停止の状況を目に見えて減らすことで、業績を向上させている。
契約1年目が上手くいったので、インベブ社はロコル社との契約を更新した。ロコル社の技術者は引き続き定期的に工場を訪問して、ビール会社の技術者と緊密な共同作業を行い、相談にのったり、食品機械用潤滑油「NSF H1」登録品を使って潤滑の総合的管理をすることで、潤滑を最適化し生産性を向上させている。(2007年 7-8月号掲載)
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| 効率化の実際 |
技術者はインベブ工場内の潤滑現場を調べて、すべての機械が正確な間隔で、かつ計画に基づいて仕様通りの量で確実に潤滑が行われるようにした。
彼らの目的は、食品および飲料メーカーが予防保全アプローチを効率的に活用して、潤滑剤の適用と補給についても、必要な潤滑管理が100%完璧に実施されているという自信を持つようにすることである。
インベブ社の保全計画部長であるコリン・ライリーの証言によれば、技術者は本当にたった12か月間でウェルパーク醸造所を全く違ったものにした。
ライリーによると、「今では然るべき時に然るべき潤滑をしていると100%の自信を持って言い切れます。その結果、潤滑の問題で発生する機械停止は明らかに少なくなって」いるようだ。
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| 生産性向上の実現 |
技術者が現場にいることの効果はその現場だけにとどまらない。潤滑効率が向上したことで工場の他の場所でも評価と管理がされるようになったのである。
高性能潤滑剤をきちんと管理して使うことで、潤滑サイクルが延びた。その結果、技術者には醸造所の他の生産機械の改善をおこなう時間が生まれる。
ライリーいわく、「工場の規模を考えて、最初に頼んだのは、工場の1か所に集中してくれということでした」。
「しかし、彼らが持っている知識と専門技術によって、最初に依頼した場所の潤滑効率が向上してしまったので、今では余計な時間を使わなくても、他の場所を見てもらえるようになりました」。 |
| 共同作業 |
ロコル社は契約に基づいてインベブ社スタッフの訓練も行い、醸造工程全てにわたって、必要な潤滑について教育した。
いつ、どのように潤滑を行うのか理解することの重要性を、十分に訓練されたビール工場の作業員と、ロコル社から現場に派遣されている専門家のサポートにより、インベブ社は引き続き機械停止トラブルを減らして、生産効率を向上させていくだろう。
しかし、ロコル社専務取締役のスティーブ・チャプマンが言うように、サプライチェーンの管理もまた、技術者がもたらしてくれる重要な利点である。チャプマンによれば、「当社は潤滑剤の在庫管理を完璧に行っているので、必要な時間に必要な量の製品を届けることができます」。
「当社が実施した詳細な評価によって、工場に必要な条件が何か正確に把握していますので、こうした管理をしっかり行うことができるのです。またリーズの当社工場ですべての製品を生産しているので、確実な配送を行えるのです」。
この結果、コリン・ライリーは、潤滑剤に関する責任をすべてロコル社に委ねることが可能になった。こうした効率向上によって、彼は他の領域により多くの時間を割けるようになった。 |
編者注: この記事は「Processingtalk, 2006年6月27日号」から転載した。 |
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